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((腕)時計)ゆるゆるつれづれ記

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興福寺北円堂 〜兜率天からの血脈〜

奈良興福寺の境内に北円堂という建物があります。
普段は内部非公開ですが、おおよそ年に二度、数週間だけ公開されます。

このお堂は弥勒如来を本尊として、無着菩薩と世親菩薩も安置しています。
この無着、世親像は仏師運慶一派が彫刻したもので、日本の肖像彫刻の最高傑作と言われています。
この無着、世親像が9月26日から東京国立博物館にて出張公開されています。(〜2017年11月26迄)




北円堂
興福寺北円堂。はじめ養老5年(721)建立、承元4年(1210)頃再建




この無着と世親という方は昔インドにいらした実の兄弟で、唯識教学を大成した大学僧であります。
兄の無着が著した教えは無着が兜率天の弥勒菩薩から受けたものだそうです。
それゆえ法相宗である興福寺の北円堂には教えの流れにしたがい、弥勒如来、無着、世親が祀られているということなのでしょう。
弟の世親が著した阿毘達磨倶舎論はいわば仏教の百科事典のようなもので、あらゆる存在を解き明かす重要な論書です。
法相の論書や教学は一般的には身近なものではないかもしれませんが、博物館で無着・世親像を目にする人にとって何かのきっかけになれば面白いと思います。






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  1. 2017/09/30(土) 21:03:46|
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